印章の種類青山印舗では、お客様の大切な印章を伝統に培われた技術で、一本一本大切にまごころを込めて製作いたします。
実印 最近では、盗難や偽造された印章を使って、銀行の窓口で預金が引き出されるという事件が多発しています。
金融機関ではその対策として、パスポートや生体認証などを使った、印章以外での本人照明方法を検討するようになりました。
こうした時代の流れを考えると、印章の役割がなくなったように思えますが、印章には意思を確認し、了承した証拠を残す、という大切な役目があります。契約書の押印のように、当事者が内容を確認し、お互いに了承したという証拠を残す役割があります。この意思確認の手段として、今後も印章は重要な役割を担っていくでしょう。

日常生活に欠かせない印章 あつかいは正しく慎重に
出生・進学・結婚・就職・死亡・・・と、人生の重要な節目には必ず必要な印章。私たちの生活には切り離せないものになっています。
しかし、そんな大切な印章をなにげなく軽率に扱ってはいませんか?
どんな印章でも捺印には必ず責任を伴います。
捺印するときは、よく事柄を確かめて慎重に捺印しましょう。
実印 役所に『印鑑登録』したハンコです。
重要な契約に押印する大切なハンコ。役所から発行される『印鑑証明書』を添える事で、本人の押印に間違いないという証明になります。実印は姓と名で彫りましょう。
直径15mm丸印が一般的。
必ずオリジナルのハンコを作り、銀行印や認印との併用は避けましょう。
銀行印 金融機関に口座を開くのに必要なハンコです。
金銭管理上大切なものなので、オリジナルのハンコを作り、実印、認印との併用や家族間での共用を避けましょう。
12mm~13.5mmの丸印が一般的。
認印 職場や家庭で使用する一番身近なハンコです。
しかし、法的効力を発揮しますので、自分だけのハンコを作り、きちんと書類の内容を確認して押印しましょう。
直径10.5mm12mmの丸印が一般的。
書体について 印鑑の書体は、様々な種類があり、それぞれ適切な書体があります。
青山印舗ではお客様の大切な印鑑に適切な書体をご提供します。
篆書体
篆書体には2種類あり、秦の時代、始皇帝の大臣『李斯』によって統一された文字が「小篆」。
漢後の古典学者『許慎』が著した古い字書「読文解字の中の一つの書体が「印篆」。
「印篆」は私家印を含め、現代に至るまで種々の印章に最も多く使用されている文字。

 
古印体
日本独自の文字で、大和古印と呼ばれることもある。風雅な味わいを活かした書体。
隷書体
前漢時代に小篆が簡略化されて生まれた実用的文字。
紙の発明前から使われていた。
草書体
隷書を簡略化した字「章草」をさらに略した字。判断しにくい文字もある。
楷書体
章草があまりにも簡略化されたため、一点一画を離して書くようになり、生まれた文字。
行書体
楷書と同様、一点一画を離して書くようになり生まれた文字。女性に人気。

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